★指揮者からの指示★

10/6ボロディン合奏

2019年10月06日 23:37

10/6ボロディン合奏練習での指揮者指示を送ります。(4→3→1楽章をやりました)
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<1楽章>
・2小節目は指揮を見ていないと合わない!楽譜は見ずに指揮に集中!
 歯切れよく弾く
・15小節~17小節の各1拍目は厚みのある音、音の長さをしっかり
・17~18の弦のダウンボウ連続は音を長めに、ボリューム出す
・298からagitato.

<3楽章>
・5小節からの弦は、がさがさ音ではなく綺麗な響きで
・20小節からの弦pesante、深い音で
・練習番号Cからの弦のトレモロは指板の上で弾く
・34のVc&Cb、36の弦、いずれもその前の和音の中からにじむように
 絞り出すように出てくる。管楽器も同じ動きのパートは同様に。
・44小節後半の弦、その前の和音の響きを聴いて同じ音で。
 管楽器も同じ動きのパートは同様に。
・練習番号Fから先、四分音符で半音階の進行が各パートに出てくるので
 半音階の進行を意識して演奏
・70小節からHn聴く
・110小節のVn、急がない。

<4楽章>
・随所に出てくる「タンターッタカタカタ」というフレーズ、
 (例:4小節~6小節のVa→1stVn→2ndVn)
 2つめの四分音符の出を急がないように。
・ほぼ全パートにある練習番号AのアウフタクトとAの1拍目の「タッタッ」を
 しっかり、ころばないように演奏。続くメロディは綺麗な音で。
 8分音符で転ばないよう注意。
・33小節からのHnのシンコペーションを聴く。
・練習番号Dからのメロディ、pだがcantabileなので音量出す。
・104小節から「タッターラッタララッ、タラッタラッタラッ」のかけあい。
 この2小節を持ってるパートは音量を出す。(2小節済んだら音量落とす)
・練習番号Fから6小節間、ほぼ全パート同じ音型でff。しっかり。
 管楽器アクセントはっきり。
・125小節からの弦のmarcateは「めだたせる」の意。しっかり弾く。
 1stVnから順に1小節づつ受け継ぐ。
・練習番号Gからの弦のpesante、ダウンボウの連続。可能な限り音を長く。
・184小節のアウフタクトから先、練習番号Aと同様。
・199小節からのHnのシンコペーションを聴く。
・練習番号Kからの2ndVnメロディはcantabile。きつい音にならないように。
・228小節のVcの動きでrit。練習番号Mからin Tempo。
・242小節ff、243からのdimを3小節かけてしっかり落とし、246でffはっきり。
・250小節は溜める。音長めに。249で遅くならないこと
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9/29カルメン合奏

2019年10月02日 00:39

9/29のカルメン合奏練習での指揮者指示です。
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<序曲>
・練習番号1(17小節)からのメロディ、小節後半のスタッカート転ばないように

<ハバネラ>
・15小節から先は、2拍目にアクセント
・50小節2拍目のアウフタクト16分音符は後ろにつめて鋭く。同じ音型は全て同様

<セギディーリャ>
・Vn&Va、9小節からのウンパッパッ、雑に弾かない。繊細に。合わせる
・練習番号57(97小節)の入り、指揮を見て合わせる(要注意箇所)。
  ※96小節の2拍目からカルメンの歌が16分音符4つ、
   カルメンはそのまま97小節も16分音符で駆け上がる
・曲の最後はインテンポのまま(ためない)

<花の歌>
・21小節の後半、指揮を見て合わせる
・23小節、指揮を見て合わせる
・Vn&Va&Vc、41小節の1拍目の裏の休符、間をしっかり開ける

<第3幕への間奏曲>
・弦楽器、最後の小節のピチカートはppp

<第4幕への間奏曲>
・出だしの8小節間は全員同じ音型。鋭い音で。
・74小節のppから98小節のffまで、poco a poco cresc.
・Vn&Va&Vc、103小節~106小節はスラー無し。1音づつ弓を返す

 

カルメン参考動画(黒田さんより)

2019年08月04日 22:54

カルメンの参考動画はこちら
https://youtu.be/u_fh84Iqetc
田中さんがCDに焼いてくださったものと同じです。
日本語字幕があってわかりやすいです。

聴きやすいように各曲の開始時間を記しておきます。

序曲 2分13秒から
ハバネラ 19分34秒から
セギディーリャ 39分51秒から
闘牛士の歌 56分22秒から
花の歌 1時間14分29秒から
第三幕への間奏曲 1時間33分から
第四幕への間奏曲 2時間12分から
そら来たぞ 2時間14分9秒から
終曲2時間27分45秒から
 

8/4カルメン合奏練習

2019年08月04日 22:52

8/4のカルメン合奏練習での指揮者指示です。
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【重要:楽譜の改変について】
 ・以前、黒田さんから「闘牛士の歌」の楽譜の改変について
  連絡がありましたが、改変内容が変更になりました。
  47小節まで演奏したら60小節に飛ぶ(48~59をカット)
  後半、105小節まで演奏したら121小節に飛ぶ(106~120をカット)
  チェロの121の1音目はFに変更

<序曲>
・練習番号6(121小節)の前、インテンポのまま
・練習番号6の3小節目(123小節)で音量落とす。
 128~129の<>をしっかり、131でff、135で>、136~137の<>をしっかり。

<ハバネラ>
・53小節の2拍目、テンポ緩める(2拍目に波線引く)
 69の2拍目、113の2拍目、129の2拍目、も同様にテンポ緩める

<セギディーリャ>
・43小節、テンポ緩める(波線)
・練習番号57(97小節)の入り、指揮を見て合わせる(要注意箇所)
・曲の最後はインテンポのまま

<闘牛士の歌>
・ff=お祭り騒ぎ。しっかり鳴らす

<花の歌>
・23小節の後半からテンポ緩める。25からstring.
・40小節の2拍目の裏にフェルマータ書く
・練習番号43(42小節)から伴奏パートは薄く

<第3幕への間奏曲>
・練習番号1(13小節)からの弦楽器はパートSolo。
 1stVn,2ndVn,Vaは1人、Vcはdivなので2人、Cbは2人。
 練習番号2(23小節)の2拍目からtutti(全員で弾く)
・32小節の4拍目、テンポ緩める。36の4拍目も緩める

<第4幕への間奏曲>
・最後の小節、指揮を見て合わせる

<そら来たぞ!>
・練習番号22(182小節)からの短い音符、後ろへ詰める(休符をしっかり)
・191からのアクセント記号+スタッカートは鋭く短く

<終曲>
・18小節から終わりまで、音量の変化をしっかり
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6/16ボロディン合奏練習

2019年08月04日 22:51

6/16のボロディン合奏練習での指揮者指示です。
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<ボロディン1楽章>
・2/2拍子。2つ振り。変拍子で、3/2になったり2/2になったり。
 2ndVnの187小節目の4/4(拍子記号C)は2/2(Cに縦線)の間違い。
・2小節目のシシドミレシレ(弦全員)、音を切り気味に。
・6小節目の後半、少し溜める。指揮を見る。
・52~53と56~57のシシドミレシレ(弦全員)、全てダウン。
 2ndVnの57にスラーが付いてるのは間違い。
・88からのPoco accel.は1小節ごとにテンポアップ。
・115から弦楽器pesante(重々しく、重厚に)
・155からPoco string.で、159(Fの4小節前)からstring.。
・弦楽器199裏拍から、♪2つをダウンアップ、四分音符ダウン、の繰り返し。
・222の2拍目を合わせる。裏拍の四分休符に飛び込まない。
・223はrallent.(=rit.)

<ボロディン2楽章>
・1/1拍子。1つ振り。
・55小節(B)から先、メロディーの裏でHnとTbが大きな流れを作っているのを意識。
・117からの木管四分音符はっきり。
・121から(TubaとCbを除く)全員同じ動き。合わせる。
・138から2ndVnメロディ。しっかり出す。
・152から156のAllegrettoに向かって少しテンポを緩める。指揮を見る。
・156から6/4拍子。2つ振り。
・205から1/1拍子に戻る。1つ振り。

<ボロディン3楽章>
・4/4拍子。4つ振り。変拍子で、4/4と3/4を行ったり来たり。
・11からの木管、隣の人とブレス位置をずらす。誰も吹いてない瞬間が無いように。
・20の後半、弦2ndVn以下pesante。21に入る前の四分音符を長く重く。
 フェルマータの音はアクセントあり。
・33(E)からあちこちの楽器にでてくる「んターララーラー」は1楽章主題の断片。
・45の1拍目に「二分音符+8分音符のタイ」があるパートはたっぷり。
・46(F)からPoco piu animato. 少し早くなるので指揮を必ず見る
・48のVn、タララララ~を先へ進むイメージで、次のタラをていねいに。
※尺の中でメロディーが伸び縮み。指揮を見て合わせる
・61(G)からの弦スタカートは先弓で。60の3拍目をダウンで弾いて先弓に。
・80からのfff、弦楽器は全弓。
・90の3拍目裏(91のアウフタクト)のfは湧き上がるように。
 fより少し落としたとこからcresc.
・91(K)から、メロディー以外のパートはテンポキープ!
 黒田さんがメロディーに緩急つけるので、釣られないように。
・100の3拍目、指揮を見る

<ボロディン4楽章>
・3楽章からattacca
・3/4拍子。3つ振り。変拍子で3/4と2/4と4/4が出てくる。
・13の2拍目の弦トリルは早めに抜く。その後の管のトリルも同様。
・36の2ndVnのピチカートは重要!pじゃなくmfで。
・232(M)、a Tempo.
・250、allarg. 溜める。指揮を必ず見て合わせる
・257(N)、animato。いきなり早くなる。指揮を必ず見る
・最後はテンポを緩めず走りきる
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7/15合奏練習での指揮者指示(ワーグナー、モーツァルト)

2018年07月15日 22:56

7/15の指揮者指示です。(合奏&弦分奏)

 ※合奏は、ワーグナーとモーツァルト1、2、3楽章をやりました。
 ※弦分奏はワーグナーをやりました。

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<ワーグナー>
※スコアとパート譜で版が違う。スコアの指示に合わせる。
・力強く堂々と演奏。
・出だしの金管はgehalten。音を長く保つ。
・3~4小節は躍動的に。
・12~13小節の弦楽器はrfz.(rinforz.)。音一つ一つをはっきり。
 ※rfz.=フレーズ全ての音にfz.
・13小節の最後、少し溜める。
・25小節の4拍目、溜める。
・36小節はrallent. 少し緩む。
・40小節アフタクトからの金管「パンパパパン」は16分音符を後ろに詰める。
 「パンパパパン」に続く四分音符はテヌート。同じ音型は全て同様。
・42小節の弦、出だしの音をしっかり弾く。44、45、50、52、53も同様。
・59小節からのVn、張りつめた音色で。伸び伸び弾かない。
 59と60のスラーを楽譜通りに弾いた時の音色を出して下さい。
 59~62で1つのフレーズ。フレーズの塊を意識して弾く。
・79小節の4拍目は溜める。VnとVaの4拍目のスタッカート2つは楔形。
・1stVnの89と93、2ndVnの91と95、4拍目の動きを歌う。ころがらない。
・97小節からの弦。のっぺり弾かない。フレーズ毎の<>の起伏を出す。
 優しく柔らかく。でも情熱的に。
・1stVnの101、2ndVnの102、ドの音をアクセントの後は抜く。
・105小節は熱く!
・106小節の4拍目を溜める。皆で1stVnを待つ。110小節も同様。
・118小節から先へ先へ進める(楽譜に→を書く)
・121小節、4拍目を溜める。
・136小節、4拍目を溜める。
・139と141の2ndVnのトリルは弓先。弓の速度を早く、sf.して音を抜く。
・143小節からの1stVn、2ndVn、Vaのトリルも同様。
・158小節アウフタクトからの2ndVnとVaの弓順。
 アウフタクト3連符をダウンアップダウン(弾ける人は3つともダウン)。
 続く8分音符のスタッカート7つは全てアップで軽やかに。以下同様。
 (胡椒一振り、程度の装飾)
・174小節の1stVnは熱く!
・188小節からの弦。この先ずっと金管が正拍を吹くので、聴く。
・195小節の4拍目を溜める。
・196小節から重たく。(楽譜に←を書く)
・213小節から音楽を先へ進める。(楽譜に→を書く)
・217小節の4拍目を溜める。
・最後の2小節。4分音符は長く。

 

<モーツァルト 1楽章>
・14小節からの弦の「ターンッタ」の音型は、fは休符で弓を戻す。
 pは弓を節約(休符で弓を戻さなくていいくらいに)。
・70小節の2拍目3拍目のスタッカートは楔形。cresc.。溜める。
・71小節からの細かい動きと付点2分音符の1小節毎の掛け合いは、
 付点2分音符を抜く。
・141は<、142は>。同じフレーズは全て同様(160から先のVcと1stVn)。
・143小節に入る前に間を空ける。飛びこまない
・145の前にも間。飛び込まない。
・147の前にも間。飛び込まない。
・183小節のは溜める。

 

<モーツァルト 2楽章>
・2拍子だけど拍をはっきり出してはダメ。フレーズを切らない。
 フレーズの塊を意識して演奏。
・3小節と7小節の後半溜める。
・18小節は<。19小節は>でrit.
・22小節の後半溜める。
・28小節から悲劇的な調性に変わるのを意識する。
・30小節からの2ndVnとVaは出す。(おいしい部分)
・39小節から木管とVa&Vcで掛け合い。木管が↑、Va&Vcが↓。
 木管が盛り上げて、Va&Vcが収める。を3セット。
・53からの管、スラーにスタッカートの音は長めに。
・70小節の後半溜める。
・76小節からVa&Vcと木管で掛け合い。Va&Vcが↑、木管が↓。
 Va&Vcが盛り上げて、木管が収める。を3セット。
・109小節から木管と2ndVn&Va&Vcで掛け合い。木管が↑、弦が↓。
 木管が盛り上げて、弦が収める。を3セット。

 

<モーツァルト 3楽章>
・冗談めいた音楽。楽しげに。
・3拍子だが2小節(6拍)で1つの塊。Timpは奇数小節を強く。
・出だしは4小節で1つのフレーズ。フレーズの最後を収める。
 次の4小節も同様。
・繰り返しの前の小節は全て収める。

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7/1合奏練習での指揮者指示(ビゼー、モーツァルト)

2018年07月01日 23:53

7/1練習での指揮者指示です。(合奏+弦分奏)
 ※合奏は、ビゼーは1と4を、モーツァルトは1の142小節までを、練習しました。
 ※弦分奏はビゼーの1と2と4をやりました。
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<ビゼー 1.パストラーレ>
・3小節目からの弦ユニゾン。駒寄りを弾いて、しっかり音を出す。
 弓を弦に吸い付ける感じ(弦に弓を載せてから肘をあげ、そのまま弾く)
・42小節目はffから急激に落とす。後半2拍はHnの3連符を聴く。
・Fからの弦のターンタタッタッタッタッは、1拍目の16分音符を後ろにつめる。
 付点の音符(ターン)は音を抜くが短くなりすぎないように。
 中弓~元弓で、音の粒を出す。

<ビゼー 2.間奏曲(インターメッツォ)>
※全て弦分奏指示
・出だしのユニゾンは弓をたっぷり使う。
 8分音符は弓を多めに使ってしっかり弾く(遅れないように)。
・16小節目からは、弓の中~先でソフトに。音を一つ一つ抜く。
 ベースラインのチェロバスを聴く。

<ビゼー 4.ファランドール>
・出だしのフレーズは、16分音符を後ろにつめる。マルカート。
・出だしのフレーズと、Aからのフレーズは休符の有無が違う。違いを出す。
・2小節目の弓順は、ダウンダウンアップダウンアップアップ。
 6小節目も同じ。
・10小節目の弓順は、ダウン(休符)アップダウン(休符)アップダウン(休符)アップ。
・Bからin1(1つ振り)
・Bの5小節目からの弦は、弓先で弦を軽く叩く(弾かない)。
・CからのVn。装飾音符を全部弾こうと頑張ってはダメ。
 誤魔化していいので、2拍目を合わせる。
・133小節目から和音が変わるのを意識する。
・Kから先の弦楽器。8分音符は全て飛ばす。
・Mから先の複数フレーズの終わりのテヌートは、音を次の音に向って投げる感じで。
・熱くならず、心は常に冷静に!人の音を聴く。

<モーツァルト1楽章>
・Adagioはin4(4つ振り)。Allegroはin3(3つ振り←本番は1つ振り)
・ピリオド奏法。
 1楽章は2分音符とそれ以下の長さの音符は減衰形で。それより長い音は紡錘形で。
 弦楽器はノンビブラートなので、表情は弓でつける。
・ティンパニと同じリズムのパートは、ティンパニに合わせる。
・出だしの2分音符は音を放り投げる感じで。
・Allegroの1小節前の弦、音に響きを出す。
・70小節目はBに向ってcresc.
・71小節目からの管。4分音符3つでcresc.して次の小節でdim.の繰り返し。
・87小節目と88小節目。上昇形が1フレーズ。8分音符で数えて1つ目と2つ目の間を切る。
・110~111のVnとVa。弓で歌う(messa di voce)。間をふくらます感じ。
・113小節目のVnとVa。スラーの塊1つづつ音を投げる感じ。半音の動きを強調する。
 118の木管も同じ動き。
・119と121のVn。音が跳躍した上の音をしっかり。低い音と跳躍した音の間を切る。
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モーツァルト参考動画

2018年07月01日 08:59

指揮の黒田です!

今回のモーツァルトではピリオド奏法を取り入れます!
どんなやつ?と言う方のために参考動画を紹介します。

アーノンクールによる演奏(現代オーケストラ)です。
氏の著作≪音楽は対話である≫を読んだのですが大変勉強になりました。
https://youtu.be/pShalO-Ajgc
https://youtu.be/hkns8dhgL3c

こちらはフランス・ブリュッヘンの現代オーケストラによる演奏。割と穏やかな部類に入るピリオド奏法です。
https://youtu.be/Uo5va1VrvFM

スロボデニュークの演奏です。
ここにあげている指揮者達は全て古楽の専門家なのですが、スロボデニュークはそういうわけではありません。
しかしながら演奏にピリオド奏法を取り入れています。
https://youtu.be/wiN7PYujia4

ちなみに古楽器で低いピッチを用いた演奏はこちらです。
コープマン、ホグウッド、ピノック
https://youtu.be/bsxC1k_rvls
https://youtu.be/0l0VAyjROjM
https://youtu.be/sHCAbyrrcX8
 

6/17合奏練習(モーツァルト)

2018年06月17日 23:31

今日6/17の合奏練習での指揮者指示です。
初回なので流すだけかと思いきや、モーツァルトでバリバリ指示出ました!

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<モーツァルト>
・ピリオド奏法(古楽器の演奏方法)で演奏します。
 音の終わりを抜く。長い音は紡錘形。リズム強調。
 ビブラート不要。解放弦を使う。
・ピリオド奏法の3つのルール
 ①順次進行:音を長めに
 ②跳躍進行:音を短めに
 ③短い音ほど軽く、長い音ほど重く
・1楽章62小節と67小節の長い音はテヌート。後半220小節も同様。
 (その他の長い音は紡錘形。ここだけ例外)
・全楽章で繰り返しを全部やります。
・3楽章D.C.で頭に戻った2回目も繰り返しをやります。
・4楽章は指示通りのAllegroで演奏します。(=あまり早くない)
★パート譜は調達の都合でブライトコップ(Breitkopf)版ですが、
 指揮者はベーゼンライター(Barenreiter)のスコアを使います。
 なので、楽譜に細かい違いあり。
 スコアを買う人はベーゼンライターを買って下さい。
 IMSLPにもベーゼンライターのスコアがあります。
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次回7/1合奏日の分奏では、ピリオド奏法の確認を必ずお願いします。

 

10/15合奏練習(ブラ1、アンコール)

2017年10月15日 23:41

10/15の合奏練習は、ブラ1とアンコールをやりました。
以下、今日の指示です。前回までの指示も含みます。
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<ブラ1:1楽章>
・8小節目の7拍目からテンポ溜める
・9の1拍目、弦楽器は全球で弾ききる
・9からの弦pizz.は探るような音色で。急がない
・12の後半テンポ溜める
・20、テンポ溜める
・A(21)からTimpの刻みを聴く
・24の5拍目6拍目でテンポ溜める
・66はff。エネルギーをしっかり
・97からsfとアクセントをしっかり
・104後半、テンポ溜める
・110後半、テンポ溜める
・D(121)からゆったりめ
・130、a tempo
・141から少し表情緩む
・160、cresc. molto しっかり。次の161(E)はff
・177後半からff、agitato
・189の1カッコは無し
・195の2拍目のsfは全員一緒。飛び込まない
・G(229)から先のffとfの音量差を意識
・253~254の<>をしっかり。255~256も同様
・287からテンポ緩む
・I(294)、a tempo
・334と335の間、すこし待つ。飛び込まない!
・458から、楔のついた音は楔を打ち込むイメージで、一つずつはっきり。
・P(475)のpizz.はffのつもりで
・492からrit

<ブラ1:2楽章>
・豊かな響きで演奏する
・28からの2ndVnとVaのターッタ、ターッタは早くならないように。休符をちゃんと待つ。
・66の2拍目はフェルマータと思ってください。
・99から3連符のウンチャッチャがあるパートは、Timpを聴いて合わせる
 (Timpも3連符のウンチャッチャ)(Clのみ3連符全部吹いてる)
・116は2拍目と3泊目の間を空ける(ppの出を待つ)
・122も2拍目と3泊目の間を空ける(ppの出を待つ)
・124からTimpが3連符を刻むので、弦は聴いて合わせる
・最後の2小節、127と128の間を空ける(コンマスのソロのみ音が残る)

<ブラ1:3楽章>
・D(71)からのテンポ、気持ち緩む
・108の1カッコは無し
・108からゆっくりめ
・E(115)でa tempo
・144、ゆっくり

<ブラ1:4楽章>
・142からギアをあげる
・186の3拍目はフェルマータ
・267でテンポ溜める
・278、少し溜める
・383のstring.からin2
・410の1拍目と2拍目の間を空ける
・410の2拍目から412までテンポ溜める

<ブラ1:4楽章の前回指示分>
・最初はin4
・5小節目でテンポ緩む。15小節も同様。
・19と20の間を空ける(20の入りは指揮を注視)
・22からin8
・23からaccel.
・B(30)の1小節前からin4
・B(30)からの弦楽器の6連符や12連符のタラタラタラは移弦で弾いて下さい
・62からin2
・62からのVnメロディはSulGで弾いて下さい。全弓で音を響かせて。
・150と151のsfは全楽器同時。
・H(183)の4小節目からin2
・208から緊迫感。前へ前へ進める
・211の4拍目でテンポ緩む。212から緩んだ表情
・216から緊迫感。前へ前へ進める
・223と227目の2拍目は飛び出さない、飛び込まない。
・232からの弦の楔のアクセントの音は短くならないように
・263後半からの弦のリズム、甘くならないように
・283(Nの2小節前)からrit.
・289からTimpの3連符が始まるので全員聴いて合わせる
・301のanimateからin2
・364から全員同じリズム。急がない
・Qからテンポ緩む
・406の後半、テンポ溜めて、407のffへ
・423あたりからの2ndVnとVaの3連符は元弓で。
・432、前へ前へ進める

<トリッチトラッチ>
・#4つになって25小節目から、2拍目のアクセントをしっかり
・Trioの2回目は音量落とす
・最後から2小節目の2拍目のリズム、休符をしっかり待つ

 

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