7/15合奏練習での指揮者指示(ワーグナー、モーツァルト)

2018年07月15日 22:56

7/15の指揮者指示です。(合奏&弦分奏)

 ※合奏は、ワーグナーとモーツァルト1、2、3楽章をやりました。
 ※弦分奏はワーグナーをやりました。

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<ワーグナー>
※スコアとパート譜で版が違う。スコアの指示に合わせる。
・力強く堂々と演奏。
・出だしの金管はgehalten。音を長く保つ。
・3~4小節は躍動的に。
・12~13小節の弦楽器はrfz.(rinforz.)。音一つ一つをはっきり。
 ※rfz.=フレーズ全ての音にfz.
・13小節の最後、少し溜める。
・25小節の4拍目、溜める。
・36小節はrallent. 少し緩む。
・40小節アフタクトからの金管「パンパパパン」は16分音符を後ろに詰める。
 「パンパパパン」に続く四分音符はテヌート。同じ音型は全て同様。
・42小節の弦、出だしの音をしっかり弾く。44、45、50、52、53も同様。
・59小節からのVn、張りつめた音色で。伸び伸び弾かない。
 59と60のスラーを楽譜通りに弾いた時の音色を出して下さい。
 59~62で1つのフレーズ。フレーズの塊を意識して弾く。
・79小節の4拍目は溜める。VnとVaの4拍目のスタッカート2つは楔形。
・1stVnの89と93、2ndVnの91と95、4拍目の動きを歌う。ころがらない。
・97小節からの弦。のっぺり弾かない。フレーズ毎の<>の起伏を出す。
 優しく柔らかく。でも情熱的に。
・1stVnの101、2ndVnの102、ドの音をアクセントの後は抜く。
・105小節は熱く!
・106小節の4拍目を溜める。皆で1stVnを待つ。110小節も同様。
・118小節から先へ先へ進める(楽譜に→を書く)
・121小節、4拍目を溜める。
・136小節、4拍目を溜める。
・139と141の2ndVnのトリルは弓先。弓の速度を早く、sf.して音を抜く。
・143小節からの1stVn、2ndVn、Vaのトリルも同様。
・158小節アウフタクトからの2ndVnとVaの弓順。
 アウフタクト3連符をダウンアップダウン(弾ける人は3つともダウン)。
 続く8分音符のスタッカート7つは全てアップで軽やかに。以下同様。
 (胡椒一振り、程度の装飾)
・174小節の1stVnは熱く!
・188小節からの弦。この先ずっと金管が正拍を吹くので、聴く。
・195小節の4拍目を溜める。
・196小節から重たく。(楽譜に←を書く)
・213小節から音楽を先へ進める。(楽譜に→を書く)
・217小節の4拍目を溜める。
・最後の2小節。4分音符は長く。

 

<モーツァルト 1楽章>
・14小節からの弦の「ターンッタ」の音型は、fは休符で弓を戻す。
 pは弓を節約(休符で弓を戻さなくていいくらいに)。
・70小節の2拍目3拍目のスタッカートは楔形。cresc.。溜める。
・71小節からの細かい動きと付点2分音符の1小節毎の掛け合いは、
 付点2分音符を抜く。
・141は<、142は>。同じフレーズは全て同様(160から先のVcと1stVn)。
・143小節に入る前に間を空ける。飛びこまない
・145の前にも間。飛び込まない。
・147の前にも間。飛び込まない。
・183小節のは溜める。

 

<モーツァルト 2楽章>
・2拍子だけど拍をはっきり出してはダメ。フレーズを切らない。
 フレーズの塊を意識して演奏。
・3小節と7小節の後半溜める。
・18小節は<。19小節は>でrit.
・22小節の後半溜める。
・28小節から悲劇的な調性に変わるのを意識する。
・30小節からの2ndVnとVaは出す。(おいしい部分)
・39小節から木管とVa&Vcで掛け合い。木管が↑、Va&Vcが↓。
 木管が盛り上げて、Va&Vcが収める。を3セット。
・53からの管、スラーにスタッカートの音は長めに。
・70小節の後半溜める。
・76小節からVa&Vcと木管で掛け合い。Va&Vcが↑、木管が↓。
 Va&Vcが盛り上げて、木管が収める。を3セット。
・109小節から木管と2ndVn&Va&Vcで掛け合い。木管が↑、弦が↓。
 木管が盛り上げて、弦が収める。を3セット。

 

<モーツァルト 3楽章>
・冗談めいた音楽。楽しげに。
・3拍子だが2小節(6拍)で1つの塊。Timpは奇数小節を強く。
・出だしは4小節で1つのフレーズ。フレーズの最後を収める。
 次の4小節も同様。
・繰り返しの前の小節は全て収める。

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