7/1合奏練習での指揮者指示(ビゼー、モーツァルト)

2018年07月01日 23:53

7/1練習での指揮者指示です。(合奏+弦分奏)
 ※合奏は、ビゼーは1と4を、モーツァルトは1の142小節までを、練習しました。
 ※弦分奏はビゼーの1と2と4をやりました。
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<ビゼー 1.パストラーレ>
・3小節目からの弦ユニゾン。駒寄りを弾いて、しっかり音を出す。
 弓を弦に吸い付ける感じ(弦に弓を載せてから肘をあげ、そのまま弾く)
・42小節目はffから急激に落とす。後半2拍はHnの3連符を聴く。
・Fからの弦のターンタタッタッタッタッは、1拍目の16分音符を後ろにつめる。
 付点の音符(ターン)は音を抜くが短くなりすぎないように。
 中弓~元弓で、音の粒を出す。

<ビゼー 2.間奏曲(インターメッツォ)>
※全て弦分奏指示
・出だしのユニゾンは弓をたっぷり使う。
 8分音符は弓を多めに使ってしっかり弾く(遅れないように)。
・16小節目からは、弓の中~先でソフトに。音を一つ一つ抜く。
 ベースラインのチェロバスを聴く。

<ビゼー 4.ファランドール>
・出だしのフレーズは、16分音符を後ろにつめる。マルカート。
・出だしのフレーズと、Aからのフレーズは休符の有無が違う。違いを出す。
・2小節目の弓順は、ダウンダウンアップダウンアップアップ。
 6小節目も同じ。
・10小節目の弓順は、ダウン(休符)アップダウン(休符)アップダウン(休符)アップ。
・Bからin1(1つ振り)
・Bの5小節目からの弦は、弓先で弦を軽く叩く(弾かない)。
・CからのVn。装飾音符を全部弾こうと頑張ってはダメ。
 誤魔化していいので、2拍目を合わせる。
・133小節目から和音が変わるのを意識する。
・Kから先の弦楽器。8分音符は全て飛ばす。
・Mから先の複数フレーズの終わりのテヌートは、音を次の音に向って投げる感じで。
・熱くならず、心は常に冷静に!人の音を聴く。

<モーツァルト1楽章>
・Adagioはin4(4つ振り)。Allegroはin3(3つ振り←本番は1つ振り)
・ピリオド奏法。
 1楽章は2分音符とそれ以下の長さの音符は減衰形で。それより長い音は紡錘形で。
 弦楽器はノンビブラートなので、表情は弓でつける。
・ティンパニと同じリズムのパートは、ティンパニに合わせる。
・出だしの2分音符は音を放り投げる感じで。
・Allegroの1小節前の弦、音に響きを出す。
・70小節目はBに向ってcresc.
・71小節目からの管。4分音符3つでcresc.して次の小節でdim.の繰り返し。
・87小節目と88小節目。上昇形が1フレーズ。8分音符で数えて1つ目と2つ目の間を切る。
・110~111のVnとVa。弓で歌う(messa di voce)。間をふくらます感じ。
・113小節目のVnとVa。スラーの塊1つづつ音を投げる感じ。半音の動きを強調する。
 118の木管も同じ動き。
・119と121のVn。音が跳躍した上の音をしっかり。低い音と跳躍した音の間を切る。
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